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Solo Exhibition

ROOM
2023 01/13-01/22
at 小平市上水新町の住宅

メインの作品のひとつ、「ROOM」(映像 6分)のダイジェスト版です。

実際は三面同時上映で、この形式ではありません。

三人の人物がそれぞれ別の場所でルームツアーをしていますが、このうちひとつは、展示会場でもある部屋で演じられているものです。

(あいさつ文)

あけましておめでとうございます 蒜山目賀田です。

旧年中は大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくおねがいいたします。

さて、新年早々お知らせを失礼いたします。引っ越します。
10年間住んだ部屋を出ていきます。


引き払った、空になった部屋で、展覧会を開催します。

部屋や場所をテーマに、新作の映像作品を中心としたものになる予定です。

ご高覧いただけますと幸いです。どうぞ宜しくお願い申し上げます。


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(プレスリリーステキスト)

作家は2017年、武蔵野美術大学 大学院 油絵専攻を修了後、絵画や映像、小説など、幅広いメディアを用いての作品制作を行ってきました。

真上からみた住宅を羅列する組作品の絵画「land」をはじめ、縁もゆかりもない町のことを生まれ育った町に見立てたうえで、思い出を話しながら歩いていく映像作品「ユア・ホーム・タウン」、敵もアイテムも出現しないゲーム空間のなか、主人公がただ歩き続けるだけのアニメーション作品「WELCOME TO WARPZONE!」など、人と空間のつながりかたを問い直すような試みも多く行ってきました。

展示発表についても精力的で、特に2020年の緊急事態宣言下での個展『憶測の温床』では、ウェブ上での展覧会を開催しました。会場がヴァーチャル空間であることを活かし、会期中サイトの構造が更新され続け、会場は日を追うごとに複雑に拡大し続けました。加えて、展覧会の体裁を守るため、開場日時以外にはアクセスができないものでした。

今回は、作家本人が10年間暮らしていた住宅を会場に展覧会を行います。中心となる新作の映像作品では、3名の出演者がそれぞれ別の空き部屋で、「ここでどのように暮らしていたか」の紹介を行いますが、説明される話はすべて同じ内容のものです。虚実の混乱した「紹介VTR」によって検証される「人と空間のつながりかた」について、ぜひご注目ください。

 

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